【学んだことのアウトプット】 2021年6月27日(日)
女性のトータルヘルスケア、セルフケアの力を高め、元気に活躍してもらいたい!ということが
私たちハプラス鍼灸院が目指しているところ
そんな私(野溝)が所属している、更年期女性たちを支える自主的グループ
「メノポーズサポートチーム【MST】」
https://www.successfulaging.jp
主催の
セルフケアシリーズ「サプリメント基礎講座」に
昨日6月26日(土)参加しました。
テーマは
【もっと知ってほしい“亜鉛”の事
「亜鉛って何?」「亜鉛が不足すると、どうなるの?」】
MSTの仲間でもある
高野ひとみさんが、日頃、お仕事で使われている知識を
メノポーズ世代(やメノポーズ世代を支える)皆さんの
お役に立てればと講師役を引き受けてくれました。
自分のために復習しよう!という備忘録的な文章ですがお許しを笑
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亜鉛には
肌を守り丈夫にする、傷の回復を早める、
生体の防御機能を高める(免疫機能を向上し、風邪などをひきにくくする)、
ニューロンやシナプスなど神経細胞に作用してメンタルや記憶の健康を保つ、
子供の体の成長を助ける、
300種類以上ある酵素の活性化に欠かせない存在、
様々なホルモンの合成や分泌に関わる、
特にインスリンを運ぶトランスポーターとしてインスリン分泌を助けて血糖値の上昇を抑える、
性線ホルモンの分泌や生殖機能の発現維持に必須、
精子形成に必須!などなど
本当にたくさんの役割がある。
にもかかわらず、
日本人成人の亜鉛摂取推奨量は現状では足りていない。
75歳以上になると20%以上不足しているらしい。
亜鉛が不足する原因は
1,摂取量が少ない
2,吸収が良くない
3,必要量が増える
4,排泄量が増える
の4つだそうです!
・「摂取量が少ない」 摂取する亜鉛の量が絶対的に足りない
:過度なダイエットやタンパク質をきちんととらない
・「吸収が良くない」 摂取した亜鉛がきちんと吸収されない
:亜鉛の小腸吸収率はわずか30%、さらに吸収を妨げることをしている
(コーヒー飲み過ぎ、玄米や全粒粉小麦(フィチン酸)の摂り過ぎ、抗生物質などの薬剤、加齢など)
・「必要量が増える」 必要な亜鉛量が増加しているのに、摂取量が足りない
:身長が伸びる成長期、妊娠中(胎児の成長中)、授乳中、アルコール飲んでいる時など
・「排泄量が増える」 皮膚の剥落(タンパク質内に亜鉛は含まれるから)、便(腸管粘膜の脱落)、発汗等から過剰に排泄してしまう
:糖尿病薬や向精神薬の一部などでも排泄が早まるとのこと
そして、
亜鉛量を増やすために3つのポイントがある!と言います。
1,タンパク質をしっかり摂る(特に動物性タンパク質)
2,亜鉛をたくさん含んだ食品を積極的に摂る(レバーや赤身肉、魚貝類、穀類、豆類など)
3,亜鉛の吸収を助ける食べ物を一緒に摂る(動物性タンパク質やクエン酸、ビタミンCなど)
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というお話でした。
動物性のタンパク質が胃腸に重くて
ちょっと苦手。。という人は
植物性のタンパク質を摂りつつ
アミノ酸のサプリメントも併用されるといいですね。
勉強すればするほど面白い栄養学の世界。
当院はお子さんを望むご夫婦がたくさん来院されますので、
まさに、
この亜鉛というミネラルの大切さを
どんどん伝えていきたいと思います。
ハプラス鍼灸院では
医療用にも使われ「メガドーズ(高用量)」と呼ばれる
医療施設限定のサプリメントを厳選して
12種類ほど取り扱っています。
医療用のサプリメントは少し割高かもしれませんが、
製造過程がわかること
用量がしっかり摂れること
吸収まで考えられたものであること
体調の変化が実感できること
など
せっかく摂っていただくからには
必要最低限な栄養素を確保すること以上に
健康な体をより確実にしっかりと作り出す!ということを目的に
様々な学会などで学び、製造メーカーに確認しながら
安心できるものを提供しています。
こちらのサプリメントは、当院で施術されている方限定です。
ご興味がある方はスタッフまでお問い合わせください。