みなさん、こんにちは。Jです。
梅雨なの?って天気が続いていましたが、ここにきて台風??
低気圧に弱い女性にとっては、だるくて息苦しい季節ですが、無理せずに乗り切っていきましょうね!
さて、今日は「不妊治療に踏み切るタイミング」についてです。
なるべく自然に妊娠したいという気持ちは、万人に共通のものでしょう。
ほとんどのご夫婦は、子供のいる家庭を思い描いているでしょうから、結婚したときから「いつかは子供がほしいな」と漠然と、あるいは切実に思っていると思います。
とはいえ「しばらくは二人の時間を過ごしてから・・・」という気持ちもわかります。
ただ、女性に知っておいて欲しいのは、「結婚には適齢期はなくなったけど、妊娠には適齢期がある」という事実です。
妊よう性(にんようせい:妊娠しやすさ)というのがあって、女性は36歳を過ぎると急に妊娠しにくくなります。
年齢が上がれば上がるほど、妊娠しやすさは年々落ちていき、流産率は上がっていくのです。
40歳を過ぎて妊娠する女性は、100人に1人か2人くらいに減ります。
42歳を過ぎてからの妊娠は、もはや奇跡です。
もし、「一人っ子はかわいそう」とお考えなら、少なくとも最後の子供を36歳までに妊娠しておきたいものです。
そうすると、最初の妊娠をいつごろまでにしなければいけないかの計算ができます。
あなたは、今おいくつですか?
それによって、いつ不妊治療に踏み切るかの目安は変わってきます。
不妊治療は、「タイミング指導」→「人工授精」→「体外受精(顕微授精)」とステップアップしていくのが普通ですが、女性の年齢によっては、いきなり体外受精からということもあります。
30歳以下でも、今まで避妊をしたことがないのに妊娠したことがないとか、避妊をやめて2年経つけれど妊娠したことがないという女性は、一度婦人科で診てもらったほうが良いと思います。
子宮筋腫や子宮内膜症など、妊娠の妨げになる病気がみつかるかもしれないからです。
避妊をやめて2年経っても妊娠しないなら、男性も泌尿器科で精子検査をしてもらうべきでしょう。
そこは男女とも平等に責任があるわけですから、男性にも男らしく検査を受けてもらいましょう。男性は特に、痛みのない検査なのですから。
婦人科も泌尿器科も、不妊専門のクリニックよりは敷居が低いと思いますし、タイミングの指導や人工授精までは、一般の婦人科でもやってくれるところが多いです。
ドクターの指導を受けながらの不妊治療を、そこから始めることも可能なわけです。
「子宮」は、その名の通り、子供の宿る宮殿です。
宮殿の居心地が良いかどうか調べておくのは、大家さんのお役目です。
「婦人科はイヤだ」と毛嫌いせずに、女医さんを探すなどして検査だけでも受けておいてくださいね。
これを読んでくださったみなさんに、一日も早くかわいい赤ちゃんが授かりますように!