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妊娠しやすい時期ってどうやって見きわめてますか?

みなさんこんにちは!Jです。
桜もまだ完全に散っていない首都圏ですが、寒さ逆戻りですね。
三寒四温の域を超えた寒暖の差で、体調を崩すかたも多いです。どうかご自愛くださいね。
さて、今回は基本に戻って、タイミングをはかっているカップルのお悩みを取り上げてみることにしましょう。
「妊娠しやすい時期ってどうやって見きわめてますか?」

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受精卵検査(受精卵診断)とはなにか~その2~

みなさんこんにちは!Jです。
本日入学式という学校も多いかもしれませんね~。
新入生、初々しいですよね。私も初心に戻って頑張ろうと思います。
さて、今日は「受精卵検査」(受精卵診断)についてのまとめ、その2です。
正しくは着床前受精卵遺伝子スクリーニング(PGS)といわれるものですが、体外受精に失敗したことのあるかたでしたら興味のあるニュースではないかと思います。
話は続いていますので、良かったら前回のものも読んでみてくださいね。

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受精卵検査(受精卵診断)とはなにか

みなさんこんにちは!Jです。
卒業の季節、そして桜の季節もそろそろですね~。
そして花粉の季節本格化しました(涙)
鍼灸治療してもらうとグッと症状が楽になるのですが、分かっていて出来ないのは罪ですね。反省 さて、今日は「受精卵検査」(受精卵診断)についてまとめてみたいと思います。
正しくは着床前受精卵遺伝子スクリーニング(PGS)といわれるものですが、体外受精に失敗したことのあるかたでしたら興味のあるニュースではないかと思います。
詳しくお話すると長くなるので、2回に分けて、できるだけ分かりやすくご説明しようと思っています。

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こころのどこかで妊娠を恐れていませんか?

みなさんこんにちは!Jです。
花粉症の季節ですね。
かくいう私も花粉症です・・・例年ならそんなにひどくないのですが、今年はいきなり目が痒くなって充血!から始まりました。
「なんでだ?!」と考えてみたら、ここのところ甘いものをひんぱんに食べていたし、体が冷えていました。
反省して”食い改め”、体をしっかり暖めるようにしたら、けっこう楽になりました。もう目は痒くないです。
みなさまもお試しください。
さて、今日のテーマは「心のどこかで妊娠を恐れていませんか?」です。
「そんなことあるはずがない!今すぐ妊娠したいと思っている」というかたにも、もう一度チェックしてほしい内容です。

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インフルエンザを防いで安心して妊娠を!

みなさんこんにちは!Jです。
あっという間に年が明けました。
年明けからいきなりですが、インフルエンザ流行していますね。
去年を上回る勢いで流行中だそうです。
で、この私もまんまと流行に乗ってしまいました インフルエンザにかかるなんて、小学校以来かも・・・
私事ですが、松の内に父が亡くなり、葬儀後も、足の悪い母に代わって実家の大掃除だの役所の手続きだのと大変だったので、その疲れが出たのかもしれません。
今回のポイントは、そのインフルエンザの症状です。
私の場合だけかもしれませんが、
症状は、ノドの痛みと、鼻づまり、そして微熱でした。
「インフルエンザかも」と感じるより「風邪引いちゃった」な感じに近かったです。
麻黄湯でも飲んで、鍋焼きうどん食べて寝るか・・・な気分でした。
ただ、私はこれでも治療家ですから、私からインフルエンザを感染させるわけにはいきません。
念のために内科を受診しました。
もちろん、マスクをして、手袋をして、なるべく病院のものには手を触れないようにしましたよ。
↑マナーですから 「今、インフルが流行っていますから、念のため検査しておきますか」と医師。
「お願いします」と私。
待合室で待つこと数分、
「みごとに陽性ですね。A型です。タミフル出しておきます。5日間出勤停止ですよ!」
がーん!!!まさか!!! 早速患者さんにメールを送り、全員キャンセルさせていただきました。
ショック 生まれて初めてのタミフルでしたが、そんなにピリッと効いた感じもなく、まあ、とにかく5日経った・・・というわけです。
あー、長かった 治った今だから白状します・・・。
不謹慎かもしれませんが、私が治療家でなかったら、あの程度の”風邪”だったら、受診しなかったと思うのです。
たとえば私の場合、一番熱が高かった時点でも37.8度。
「インフルエンザなら40度近い熱が出るはず。このくらいならただの風邪だな」と、売薬で済ませてしまう人もきっといると思うのです。
つまり、そういう頑張り屋さんが
悪気などまったくなく、自分がインフルエンザだとは考えもしないまま、周りに感染を拡大させてしまうかもしれません。 熱があっても出勤・通学するのが美徳と考える日本人は多いはず。
「ただの風邪で休むわけにいかない」と考える頑張り屋さんが、あなたの周りにもきっといるはずです。
会社や家庭にいなくても、同じ電車に乗り合わせてしまうことや、人ごみの中ですれ違うことはあるでしょう。
ですから、免疫力の落ちている妊婦さんや、これから妊娠したいと思っているかたは、なるべく人ごみを避けてほしいと思います。
手洗いは、手の甲や指の間もしっかりやりましょう。
マスクによる予防は完全ではないですが、指が顔に触れる機会を減らすぶん、効果があると言われています。
もし、職場で具合が悪そうな人がいたら、受診を勧めてあげてください。
そして、風邪かなと思ったら、本人はすぐにマスクをしましょう!咳をするなら、マスクは最低限のエチケットです。
鼻をかんだら、ティッシュを捨てた後、必ず手を洗うか、消毒しましょうね。
「そんなの毎回は無理だよ!」って思ったら、症状が治まるまでは自宅で静養しましょう。
それがみんなのためにもなります。
妊婦さんや、移植を控えている女性や、妊娠しているかどうか分からない判定待ちの女性、そんな奥さんをそっと見守っている旦那さんは、「今はインフルエンザにかかるわけにいかない!」と強く思っています。
でも、そんな事情を咳をしている人に言い出せない人もいると思うのです。
お互いのために、そして、安心して妊娠生活を送るために、
受診と静養、しましょうね これを読んでくださっているかたがたに、一日も早くかわいい赤ちゃんが授かりますように!!

静かなお正月を大切に味わってくださいね

みなさんこんにちは!Jです。
気づけは今年ももう終わり、一年があっという間ですね。
厳しい寒さを感じる今日この頃、皆様はお風邪など引いておられませんか?
さて、クリスマスやお正月など、家族との絆を再確認する行事が多い季節、妊活中のかたにとってはかえってつらく感じる季節でもあります。
ご主人のご実家にご挨拶にいけば「そろそろ孫の顔が見たい」と言われたり、知り合いからの年賀状に子供の写真があったり・・・
そうでなくても「ああ、また一年たってしまった。今年も妊娠できなかった」とがっかりしているかたにとって、お正月は心の傷に塩を塗り込まれるような日なのかもしれません。
その気持ち、痛いほどわかります。
年の初めに、今年の抱負として「赤ちゃんが授かりますように!!」と祈ったのに、叶えられないまま一年が過ぎてしまった・・・
また夫婦二人だけのお正月・・・ご実家に行くのも気が重い・・・
なんとなくめでたさ半分のお正月。
でもね、私は声を大にして言いたいのです。
「ご夫婦水入らずの、静かなお正月なんて、今年で最後ですよ!!貴重なお正月を大切に味わってくださいね!!」 こんなふうに声をかけると、患者さんはどなたも曖昧に笑うか、「もう十分二人のお正月を味わってきていますから、そろそろ変化がほしいくらいです」と溜め息をつかれます。
でも、そんな患者さんも、いざ妊娠・出産なさると「先生、本当にその通りですね。もうお正月なんて落ち着いてられないですよ、子供がいると。夢中で正月に突っ込んでいく感じ」と、疲れた溜め息をもらされます。
実感がわかないかもしれませんが、今はとにかく、大「この人だけの静かなお正月を存分に味わってください。
「あの時は、そんな時間のありがたみがちっとも分かっていなかった・・・」と身に染みる頃には、10年以上続く子育ての嵐の中でもみくちゃにされているばかりですよ、きっと。
ご夫婦だけのお正月の味も堪能しないまま、「ここに赤ちゃんがいたらなぁ」なんて想定して、「でも、いない」って勝手に引き算して、そのぶん今の幸せまで引き算していませんか?
考えてみてください。
もともと一人だったあなたに、結婚相手ができて、二人になったのです。
これですでに二倍の幸せをあなたは手にしているのですよ!
お子さんがいてもいなくても、すでに二倍幸せなのです。
そして、その上に赤ちゃんができて三人になったら、それはきっと三倍の幸せでしょう。
三倍を望んでいるのにまだ二倍だから、今はあんまり幸せじゃないと感じるのはちょっと損ですよね?
すでに二倍幸せなのに。
「そんなの屁理屈だ。結婚したからって、幸せばかりが二倍に増えたわけじゃない」と思ったかた、きっとその通りです。
だったら、「子供ができたからって、幸せばかりが三倍に増えるわけじゃない」というのもきっと真実だとは思いませんか?
だから、私は難しいことは抜きにして「今の幸せをかみしめてくださいね」とお願いするのです。
年越し、お正月、ご夫婦の絆を改めて感じる季節、せっかくですから、パートナーに「この一年もありがとう。新しい年も、あなたと一緒に暮らせていけて嬉しい」と伝えてみてはいかがでしょうか?
幸せそうなご夫婦を見て、「早くあんなパパとママに会いたい」と急いで赤ちゃんが降りてきてくれるかもしれません。
これを読んでくださる方々に、一日も早くかわいい赤ちゃんが授かりますように!!
どうか良いお年をお迎えください。

鍼灸師はアンパンマン?!

みなさんこんにちは!Jです。
なかなか更新ができなくてすみません。
これからも年末年始で更新が不規則になるかもしれませんが、お許しいただければ嬉しいです←開き直り[emoji:e-446][emoji:e-446][emoji:e-446]
というわけで、今日は難しい不妊や不育の情報ではなく、私の無駄話にお付き合いください。←さらにあつかましい[emoji:e-450][emoji:e-450][emoji:e-450]
さて、街はクリスマス一色[emoji:e-489]ですが、皆様の周りはいかがですか?
私は、治療院の大掃除や年賀状などもあり、いつも以上にパンパンの日々を送っています[emoji:e-350](笑)
週の半分を留守にしているというのに、通学を温かく見守ってくださり、時間をやりくりしてお越しいただける患者さん達には本当に感謝感謝です。[emoji:e-466][emoji:e-466][emoji:e-466]
で、ふと思ったのですが、鍼灸師の仕事って、アンパンマンみたいなものだな・・・と。
全ての鍼灸師がそうとは限らないとは思いますが、私や、うちの院長のような「気を動かす治療」をしている治療家って、多かれ少なかれ、自分の気を患者さんにおすそ分けしているのです。
お腹がすいて「エーンエーン」と泣いている子に「どうしたの?」と声をかけ「お腹がすいた」と言われれば「じゃあ、僕の顔を食べると良いよ」と、自分の顔をちぎってあげる。そうすると「元気になったよ!ありがとう!」と子供は笑顔になる。
アンパンマンも私も、身を削って、命を削って、困っている人にちょっとだけ分けてあげる。
アンパンマンと私が違うのは、アンパンマンは新しい顔が無限に焼いてもらえるってことでしょうか
かなりうらやましい(笑)
私にはジャムおじさんはいませんが、代わりに患者さんからお代をいただいて、身を養うものを食べたりして英気を養っているわけです。[emoji:e-439]
そうやってちゃんと回復し、きちんといつでもまん丸い顔でいることが、鍼灸師の義務なのだと思っています。
そのために患者さんにお代をいただいているのですから。
ただ、最近は学校と治療院で忙しく、休みの日が取れない状態です。だんだんと疲れが蓄積しているのを感じています。
それは患者さんに対して失礼だなと反省しています。
学校に行くのは私の勝手です。もちろん、学んだことを必ず患者さんに還元したいし、するつもりで通ってはいるのですが、そのために今目の前にいる患者さんを100%な状態でお迎えできないのではプロ失格です[emoji:e-442][emoji:e-442][emoji:e-442]。
なんとか体を休める時間を確保しつつ、いつも元気なアンパンマンでいたいと思っています。
アンパ~ンチ[emoji:e-281][emoji:e-281][emoji:e-281]!!!
このブログを読んでくださっているみなさんに、一日も早くかわいい赤ちゃんが授かりますように!!

不妊のマウスが発見されました!

みなさんこんにちは!Jです。
朝夕の冷え込みは、冬の訪れを感じさせますね。街にはもうクリスマスのイルミネーションが灯って、なんとなく気ぜわしい季節になってきました。空気が乾燥していますから、保湿に気を付けて、風邪にご注意ください。
さて、今日はあるニュースリリースをご紹介します。
理化学研究所の11月7日付のプレスリリースです。
マウスの遺伝子のうち、たった1つの文字が違うだけで、雄雌とも不妊になってしまうマウスが発見されたというニュースです。
理研 プレスリリース

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精巣静脈瘤はありませんか?

みなさんこんにちは、Jです!
すっかり秋めいてきましたね。朝夕の気温差でお風邪をひかないようになさってください。
またまた隔週のアップが遅くなって申し訳ありません[emoji:e-330][emoji:e-330]
お約束の、精子の質のアップについてお話させていただきます。
いくつか精子の質をあげる方法があるのですが、まず一番にチェックしてもらいたいのは精巣の外見です。
というのは、一般的な不妊治療専門クリニックでの精子検査には、男性器の視診チェックはありません。
↓続く

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精子の遺伝子に傷があるって知ってましたか?

みなさんこんにちは!
また予定より更新周期が開いてしまってすみません。
言い訳をさせてもらうと、大学院の研究計画発表会という、わりと大きなことがありまして、スライドの用意などが間に合わず、準備のためにてんてこ舞いしていました。
すみませんでした。
さて、今日は男性に知ってほしい精子の情報についてお話しようと思います。
ちょっとお勉強的なお話になるので、分かりやすくするため、何回かに分けてお話しするつもりです。
まずは、一般の精子検査について。
精子の検査をしたことがないという男性は、まずは精子の検査をしてみてください。
婦人科や不妊治療専門クリニックに行くのが嫌だという場合は、泌尿器科で構いません。
「自分はちゃんと射精できるから問題ないはず」
「以前、妊娠させたことがあるから大丈夫」というのは、しなくて良い理由になりません。
なぜなら、射精するかどうかと、精子があるかないかは全く別の問題であり、
精子の数や奇形率(正常精子率)などは変動するため、現在の精子の状態を知っておく必要があるからです。
まずは、精子検査を受けましょう。
不妊の検査は、女性の場合、痛みを伴う検査もあります。
その点、男性の精子検査は全く痛みがありません。お二人の子供を身ごもりたいという女性の苦労を思えば、少々の恥ずかしさは我慢してもらえないかな、と私は思います。
次は、精子検査を受けた方についてです。
「自分は精子の数にも正常精子率にも、量にも問題なかったから、自分には全く問題がない」と思っている男性、実はそれが大間違いなのです! 通常の不妊治療専門クリニックで行われている精子検査では、いわば精子の動きと数しか測っていません。
しかし、受精や着床に一番大事な要素は、精子の遺伝子です。
精子の遺伝子は簡単に傷ついてしまうのですが、そのことは案外知られていません。
もちろん、遺伝子に傷がついていれば、受精や着床に問題が起こりやすくなります。
「俺は問題ない」と思っている男性にこそ、実は問題があった、ということかもしれないのです。
ただ、幸いなことに、精子はどんどん新しく作られていきます。
そこが、産まれてくるときにすでに数が決まっている卵子と違うところです。
精子の遺伝子の傷は、生活習慣を改めたり、ちょっとした治療をすることでグンと減るのだそうです。
次回から、その具体的な方法などについてお話をしていきます。