みなさんこんにちは、Jです。
すっかり秋めいてきましたね。
これからは急激に”冷え”の季節になってきます。
足を冷やさないようにしてくださいね。
さて、今回は、二人目不妊についてお話しようと思います。
一人目のお子さんを授かった時には嬉しさでいっぱいだったけれど、数年経ってくると今度は二人目をどうするかという問題が頭をもたげてきます。
「この子を一人っ子にするのも可哀そうだし…」ということで、再び妊娠に取り組む日々が再開されることも多いようです。
お一人目を自然妊娠されたかたは「また自然に」とお考えでしょうし、一人目をARTで授かったかたは「またARTかな」とお考えだと思います。
ARTで授かったかたに多いご質問に「一人妊娠した後は、自然妊娠しやすいのでしょうか?」というのがあります。
治療家の実感としては、一度出産なさった後はARTの結果が早く出るようには感じますが、自然妊娠しやすくなるかどうかは不明です。
半年くらいタイミングをはかってみて結果が出なければ、お二人目もARTを考えられたほうが、妊娠までの道のりは近くなるように感じます。
ただ、二人目ならではの盲点がいくつかあります。
1つは、両方の卵管はきちんと通じているかどうか…。
最初のご妊娠から年月が経っているので、その間に卵管が詰まっている可能性もあるわけです。
そうなるともちろん、自然妊娠はしない状態ですので、ARTが必要になります。
「一人自然に妊娠したから大丈夫」という盲信は禁物です。
半年タイミングを図っても妊娠しなければ、一度子宮卵管造影を試したほうが良いと思います。
それと、もう一つは、不育症である可能性です。
一人産んでいるからといって、不育症ではないという証明にはなりません。
もし、一人目の後、心拍確認後に流産を繰り返しているようでしたら、不育症の検査も必要だと思います。
西洋医学的に大事なのは上記の2つですが、東洋医学的には、もう一つ付け加えたいと思います。
それは、「自分のための時間をつくる」ということ。
子育てに追われると、どうしても自分の時間がゼロになってしまいがちです。
「子供のため」が優先で、「自分のため」はどこかに飛んで行ってしまっている。
それでは妊娠のために使える余力がないのです。
「自分のため」「自分の体のため」と思うと時間を作りにくいのですが、ご自分に余力がなければ、家族計画にも差し障ります。自分のためは、イコール二人目のお子さんのためでもあるのです。
足湯をして体を温めたり、お灸をしたり、そんな5分~10分のことから始めてみてほしいです。
理想をいえば、2週間に1度でもパパにお子さんを預けて、鍼灸治療に行くとか、アロママッサージに行くとかできると本当に良いですね。
ご自分のために時間をつくること、その時間を使って体を整えること…
それが結局は次の妊娠に向けてのチカラになってくるのですから。
これを読んでくださっているみなさんに、早く二人目の可愛い赤ちゃんが舞い降りますように!!