乾燥した空気が続いていますね。咽喉から来る風邪にお気を付けくださいね。
さて、私のお正月休みは資料整理が目標でした。
目標の7割しか達成できませんでしたが、不妊治療関係の学会資料はほぼ纏めることができました。
断捨離(だんしゃり)でも言われていることですが、整理整頓をすると、すぐに福(良いこと)が返ってくるって本当ですね!
私も「あ、これ忘れていたわ」という学会発表内容を見つけることができました。
これから、それらの内容を少しずつアップしていきますね!
今回はまず、胎児と薬剤との関係で、男性が飲んでいると問題になる薬剤をご紹介します。
もし、下記のお薬を旦那様が飲んでいるようでしたら、その間は避妊してくださいね。
胎児に影響があることがわかってますので、妊婦さんや妊娠している可能性のある女性には使われない薬です。
○白癬治療薬・・・投与中止後半年は避妊
○痛風・ベーチェット病治療薬
○角化症治療薬・・・投与中止後半年は避妊、2年間は献血禁止
○C型肝炎治療薬・・・投与中止後半年は避妊、投与中も投与中止後半年間も、子宮内への移行を防ぐためコンドーム使用
○抗サイトメガウイルス薬・・・投与期間中、投与中止後90日は避妊
○抗リウマチ薬・・・投与期間中、投与中止後3か月は避妊のお薬と、子供が欲しい場合には使ってはいけない薬があるので、医師に必ず相談
○免疫抑制剤・・・投与中避妊
○ENL治療薬・・・投与中避妊、コンドーム使用。献血禁止

白癬菌って、水虫のお薬でもありますし、痛風も男性に多い病気ですから、意外と身近にあるお薬です。
男性が使っていても問題になりますので、妊娠を望んでいると、きちんと医師に伝えてくださいね。
生まれてきたお子さんに先天異常があった場合、悔やまれることにならないように・・・。
先天異常のほとんどは原因不明なのですが、もしご自分が使っていた薬の影響かもしれないと疑うことになったら、とてもつらいと思います。
殆どの薬剤は問題ないので、神経質になる必要はないのですが、男性側のお薬は意外と盲点なので、あえて載せました。
これを読んでくださっているかたがたに、一日も早くかわいい赤ちゃんが授かりますように!!