妊娠するまえに肝炎の検査を

みなさんこんにちは!Jです。
そろそろ花粉の季節ですね。
今年は花粉の飛散量が多いらしいので、今から戦々恐々です・・・
さて、先週に引き続き、今回も妊娠前に検査しておいてほしい肝炎についてお話していきます。
B型とC型の肝炎って、聞いたことがありますか?
この2つの肝炎は垂直感染といって、いわゆる母子感染が問題になる肝炎なので一度調べておいてほしいと思います。
特にC型肝炎は、一生に一度調べれば安心な検査と言われているので、妊娠したい人も、そうでない人も、男性も、一度は調べてほしいと思います。

まずは、ざっと肝炎の型についてお話します。
日本で問題になる肝炎は、おもにA型、B型、C型です。
A型は食べ物や飲み物から感染するタイプで、不衛生な海外で感染するケースがほとんどです。
一過性のものなので、症状は強いのですが、薬もいりませんし、安静にしていることで治ってしまうのが普通です。
問題はB型とC型です。
どちらも血液を介して感染します。
C型はほぼ医療によって引き起こされると言っても良い肝炎です。
ある年代以上のかたは、予防接種で感染した可能性もありますし、手術やけがをした際に輸血した際に感染した可能性もあります。
C型肝炎より母子感染の危険が高いのがB型肝炎です。
B型肝炎は、お母さんが感染しているのを知らずに出産したり、授乳したりすると子供に感染させてしまいます。
また、性行為でも感染するので、パートナーがB型肝炎の場合は知らない間に感染している可能性があります。
B型もC型も、肝炎の症状が出ないままの潜伏期間がとても長いので、肝炎にかかっているとは夢にも思わないまま暮らしているかたも多いと思います。
ですから、まずは検査を受けてみることをおすすめします。
B型もC型も治療が必要ですし、早めに分かれば分かるほど良いと思います。
結婚をしているかた、結婚を控えているかたは、ぜひパートナーと二人で検査をしてみてくださいね。

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