7月21日、またまた”妊活セミナー”開催します

梅雨の季節、低気圧でつらくなっている女性も多いみたいですね。
湿度があって、夜は肌寒いという季節には、足のお灸が効きますよ!
指で押してみて”イタギモ”のところにせんねん灸みたいな簡単なものでお灸するだけでずいぶんシャキッとします。やけどしないように、熱すぎるときは外してくださいね。
「そんなこと言っても、足のどこのポイントが良いの?」というかた、お灸すると妊娠の近道になるツボもお教えするセミナーをご紹介しますね!
不妊カウンセラーの資格を持っている鍼灸師が講師の”妊活セミナー”です。
無料ですが定員がありますので、参加ご希望のかたはメールでお申込みくださいね。
不妊カウンセラー&専門鍼灸師が教える いつかは赤ちゃん!!セミナー 「いまはまだ考えられないけど、いつか赤ちゃんほしいな」
「もう赤ちゃんがほしいと思っているけど、なかなか授からない」
「ずっとほしくて不妊治療もしているのに、結果が出ない」
「いつかは」のひとも、「いますぐ」のひとにも役立つセミナーです。
病院、クリニックでは聞けない情報がいっぱいです!
カップルでも、お友達同士でも、お一人でもお気軽にご参加ください。
●妊娠って奇跡の連続!! 妊娠成立までにクリアすべき11のステップとは。
精子と卵子が乗り越えていく、幾重もの壁。 これを知れば、妊娠ってスゴイ!と驚かずにはいられない。
●あなたは“産める体”?いつかは産みたいなら、知っておいてほしい検査のこと。
婦人科系の検査はもちろん、婦人科以外の検査でも、妊娠してからでは遅い検査はいろいろあります。
●パートナーやお友達とできる「ファータイルストレッチ」
体のどこを、どう柔らかくしたら、妊娠しやすい体に変身できるでしょう?実際に動いて覚えるストレッチです。
●自分でできる、健やかな体づくり。マッサージのツボ、お灸のツボ教えます。
おしかたでツボの効き方も変わります。お灸もほんわか気持ち良いんですよ。お灸のサンプルも差し上げます。
開催日時: 7月21日(日)<13:30開場>14:00~16:00
料金:    無料
参加資格: どなたでもご参加いただけます。動きやすい服装でお越しください。
申し込み: haplus@haplus89.com までメールにてお申込みください。
定員:   10名 事前予約制
主催:   ハプラス鍼灸院
お問合せ: haplus@haplus89.com までお問い合わせください。
会場:   花木登久子バレエ研究所
       〒221-0834 神奈川県横浜市神奈川区台町7-10
花木バレエ研究所 地図
※会場をお借りするバレエ研究所と、今回のセミナーは一切関係ありません。
バレエ研究所へのお問い合わせはご迷惑になりますのでご遠慮ください。

なるべく自然に妊娠したいけど・・・不妊治療はいつ始めるべき?

みなさん、こんにちは。Jです。
梅雨なの?って天気が続いていましたが、ここにきて台風??
低気圧に弱い女性にとっては、だるくて息苦しい季節ですが、無理せずに乗り切っていきましょうね!
さて、今日は「不妊治療に踏み切るタイミング」についてです。
なるべく自然に妊娠したいという気持ちは、万人に共通のものでしょう。
ほとんどのご夫婦は、子供のいる家庭を思い描いているでしょうから、結婚したときから「いつかは子供がほしいな」と漠然と、あるいは切実に思っていると思います。
とはいえ「しばらくは二人の時間を過ごしてから・・・」という気持ちもわかります。
ただ、女性に知っておいて欲しいのは、「結婚には適齢期はなくなったけど、妊娠には適齢期がある」という事実です。
妊よう性(にんようせい:妊娠しやすさ)というのがあって、女性は36歳を過ぎると急に妊娠しにくくなります。
年齢が上がれば上がるほど、妊娠しやすさは年々落ちていき、流産率は上がっていくのです。
40歳を過ぎて妊娠する女性は、100人に1人か2人くらいに減ります。
42歳を過ぎてからの妊娠は、もはや奇跡です。
もし、「一人っ子はかわいそう」とお考えなら、少なくとも最後の子供を36歳までに妊娠しておきたいものです。
そうすると、最初の妊娠をいつごろまでにしなければいけないかの計算ができます。
あなたは、今おいくつですか?
それによって、いつ不妊治療に踏み切るかの目安は変わってきます。
不妊治療は、「タイミング指導」→「人工授精」→「体外受精(顕微授精)」とステップアップしていくのが普通ですが、女性の年齢によっては、いきなり体外受精からということもあります。
30歳以下でも、今まで避妊をしたことがないのに妊娠したことがないとか、避妊をやめて2年経つけれど妊娠したことがないという女性は、一度婦人科で診てもらったほうが良いと思います。
子宮筋腫や子宮内膜症など、妊娠の妨げになる病気がみつかるかもしれないからです。
避妊をやめて2年経っても妊娠しないなら、男性も泌尿器科で精子検査をしてもらうべきでしょう。
そこは男女とも平等に責任があるわけですから、男性にも男らしく検査を受けてもらいましょう。男性は特に、痛みのない検査なのですから。
婦人科も泌尿器科も、不妊専門のクリニックよりは敷居が低いと思いますし、タイミングの指導や人工授精までは、一般の婦人科でもやってくれるところが多いです。
ドクターの指導を受けながらの不妊治療を、そこから始めることも可能なわけです。
「子宮」は、その名の通り、子供の宿る宮殿です。
宮殿の居心地が良いかどうか調べておくのは、大家さんのお役目です。
「婦人科はイヤだ」と毛嫌いせずに、女医さんを探すなどして検査だけでも受けておいてくださいね。
これを読んでくださったみなさんに、一日も早くかわいい赤ちゃんが授かりますように!

病院のクチコミ、どこまで信じる?

みなさんこんにちは、Jです。
今年は例年より梅雨入りが早かったですね。
気温があまり高くなくても、ジメジメしているせいで薄着のほうが気持ち良かったりしますね。
でも、薄い寝具で寝ると、朝方冷えこんで風邪を引いたりしますのでご注意ください。
私もまんまと鼻風邪を引きました!でも、すぐに同僚のYに鍼灸治療をしてもらったおかげで、一日で症状が取れてしまいました!こういうとき、鍼灸師って便利ですね。
さて、前置きが長くなりましたが、今日は「病院のクチコミ、どこまで信じる?」というテーマです。
ここでいうクチコミは、ネット上に書き込まれたクチコミを指します。
不妊治療は、どうしても相談相手が少なくなりがちです。
治療していることは、ご両親や会社の人たち、友達にも内緒というかたも多いでしょう。
そうなると、どうしてもネット検索に走る傾向があるのです。
不妊治療の病院を初めて探すとき、あるいは治療の結果が思わしくなく、転院を考えるとき、どうしても病院の評価クチコミを頼りにしてしまうという方も多いでしょう。
それは当然のことだと思います。あまたある病院をすべて実際に試すわけにはいかないのですから。
クチコミで名前がよく出てくる病院はどうしても気になるし、芸能人が通っていたと聞けば気になるし・・・
「私はここで妊娠しました!」という書き込みが多ければ「ここにしよう」と思うでしょうし、
「ここに1年通いましたが、結局妊娠できませんでした」と書き込みがあれば、「ここはやめよう」と思うかもしれません。
書き込みの数にも同じことが言えます。
仮に、1000人通っている病院で10人が「妊娠しました!」と書き込んでいたとしても、別の10人は「クチコミを信じて通ってみたけれど、妊娠しませんでした」と書いているかもしれないのです。
あるいは、500人通っている病院で5人が「妊娠しました!」と書いていても「こっちは少ないなあ」という印象になってしまうかもしれません。それは予期せぬトリックにもなりうるわけです。
また、レストランのクチコミ評価がいくら高くても、あなたの舌に合っているかは保証できないのと同じで、病院との相性もまた人それぞれです。
一番大事なのは、その病院がご自分が考えている条件にどれだけ合致するか、です。
どんなに良いと言われている病院でも、通えないのでは本も子もありません。
冷静に、「その病院に通うとしたら」と考えてシュミレーションをしてみてください。
1.ご自宅から通いやすいところ(働いているかたは、会社から近いところ)かどうか あまりに遠いと、通うのがおっくうになってしまいます。 不妊治療は1年かかるとイメージしておいたほうが無難です。「一度の治療で妊娠できるから、ちょっとの間だけ頑張ればいいや」と思って病院を決めると、その後がつらくなってしまいます。
2.勤務時間が終わってから行けるような診療時間か。 お仕事をなさっているかたは、仕事が終わりに受診できる、遅くまで受け付けをしている病院がおすすめです。また、朝の出勤前に行けるような診療時間も便利だと思います。
治療が始まると、どうしても平日に通院しなければならないことが多いので、毎回半休を取るにも限界があると思います。採卵や移植の日はお休みを取るにしても、お注射や卵胞のチェックなどは、仕事に影響しない時間の通院が可能だと助かると思います。
3.料金は何とかなる金額か 体外受精は自由診療ですので、病院によって値段が違います。
予算の中で、納得できる金額を設定したいものです。安いから良いとか、高いから悪いというわけはありません。
高い病院には高いなりの理由があるので(注射の回数が多いとか、内診回数が多いとか、毎回採血するとか、ラボが忙しいと、その人件費とか)、納得できるかどうかが大事です。
4.体外受精のみか、人工授精もやってくれるか 初めて治療される場合、初めは人工授精を試したいというかたもおられるでしょう。
病院によっては人工授精は行わず、体外受精専門のところもあります。
また、体外受精で妊娠しなかったかたが、人工授精にステップダウンすることで妊娠する場合もありますから、現在体外受精を繰り返しているというかたも一考の余地があると思います。
5.産科は併設されているか 残念ながら、ほとんどの不妊クリニックには産科は併設されていません。胎児の心拍がとれたら紹介状とともに卒業となります。
でも、実はこの期間が一番不安で、体調も不安定なので、併設されている産科があれば一番安心なのです。
6.どのような治療をしてくれるのか 患者さんによっては、ホルモン剤が合わなくて、まれに体調を崩すかたもおられます。
そういうかたは、新しい病院を探すとき、”なるべく低刺激”の、あるいは”薬を使わない”病院を探されることでしょう。
ただ、初めて不妊治療をなさるかたが「自然」や「低刺激」という言葉だけで「そのほうが良い」と思われるのは早計かもしれません。
ホルモン剤にもいろいろ種類がありますので、それらをどう組み合わせていくかで副作用を少なくすることも可能です。また、ホルモン剤で刺激していくつ卵が採れるかが、卵巣の働きを計る1つの指標にもなります。
また、自然周期だと一度に採れる卵は1つですから、それが受精しなかったり育たなかったりしたら、その周期はそれで終了です。働く女性にとって、毎月毎月5回も6回も通院して採卵するのは、かなりな時間的負担になると思います。
卵巣が元気なうちに、一度にたくさんの卵を採っておいて、それを徐々に移植していくほうが、働く女性にとってはかえってストレスが少ないかもしれないのです。
ですが、これもそれぞれの患者さんの考え方次第ですし、体調との兼ね合いでもあります。
ホルモン剤を変えても変えても具合が悪くなってしまうかたに、刺激法は辛すぎますし、「私は専業主婦だから、通院回数が多くても体に負担のないほうがいい」というかたには自然周期のほうが向いていると言えるでしょう。
では、おすすめしたい、病院選びの賢い方法とは? 1.クチコミはあくまで参考程度にして、ご自分の条件に照らし合わせて候補の病院を絞込みます。
2.、候補の病院に電話をかけてみて、対応の印象が良いかどうかをチェックします。
忙しすぎる病院はぞんざいな対応になりがちです。「そんなの気にしない」というかたなら良いのですが、そういうスタッフが多い病院は、通っているうちに気分がささくれてストレスになります。
3.ほとんどの病院では不妊学級や、治療説明会などを行っているので、それに参加してみると良いと思います。
病院の雰囲気や混雑ぶりが垣間見えるので、通院イメージもわきやすいと思います。
相性の良い病院やドクターに巡り合って、可愛い赤ちゃんに恵まれると良いですね!

子宮筋腫は、不妊と関係があるか

みなさんこんにちは!Jです。
いよいよ梅雨の季節突入ですね。
梅雨どきは、気温がそんなに高くなくても湿度のせいで、ついつい冷たい飲み物などを取りすぎて体を冷やすことが多いです。
みなさんもお気をつけくださいね。
さて、今回のテーマは「子宮筋腫は不妊と関係があるか」です。
子宮筋腫自体は今や、非常にありふれた病気になりました。
女性の3人に1人は筋腫を持っているというデータもあるくらいです。
基本的に良性のものですから、コブみたいなものだと思っていただけるとイメージしやすいかもしれません。
なぜこんなに子宮筋腫になる女性が増えたかというと、女性が一生のうちに経験する生理の回数が増えたことが一因だと言われています。
昔の女性を、典型的な例で考えてみると、初潮がきたら数年のうちに結婚し、ほどなく妊娠。その後は母乳が出ているので、妊娠の期間と合わせて1年半から2年くらいは生理が止まります。
生理が再開すれば、また数ヶ月で妊娠。そうやってたくさん子供を産んでいましたから、生涯の生理数が少なかったのです。
昔は平均で50回。今は450回というデータもあるほどです。
つまり、子宮は妊娠するための臓器で、毎月毎月出血するようにはできていないのです。生理の回数が増えるほど、子宮筋腫などの弊害が出やすくなるのだと考えられています。
では、この子宮筋腫があると、妊娠に悪い影響があるでしょうか?
実は、子宮筋腫と一口に言っても、できている場所によって3種類に分けられ、それぞれで妊娠しやすさに差があります。
一つ一つ見ていきましょう。
1.漿膜下筋腫(しょうまくかきんしゅ)
漿膜下筋腫
2.筋層内筋腫(きんそうないきんしゅ)
筋層内筋腫
3.粘膜下筋腫(ねんまくかきんしゅ)
粘膜下筋腫
子宮そのものは筋肉みたいな組織でできているのですが、その外側(お腹の中がわ)にあるものが1番、子宮自体の厚みの中に食い込んでいるものが2番、内側(出血してはがれる側)にあるのが3番です。
一番多いタイプが2番で、しかもこのタイプは1つではなく複数見つかることが多いです。
結論から先にいえば、3番のタイプは不妊との関係がもっとも濃いので、不妊治療より、筋腫を取る手術を先にすべきです。
2番の場合も、筋腫が大きくなると内側に出っ張ってくるので3番に近くなってきますし、数が増えると子宮内膜の血行が悪い部分が増えますので、妊娠はできても流産につながるという側面もあります。
1番はほとんどの場合無症状で、かなり大きくなってから発見されることもあります。筋腫の中ではもっとも不妊との関係が薄いタイプといえるでしょう。
筋腫があると必ずしも症状が出るわけではありませんが、以下のような症状があれば、一度婦人科で調べてもらったほうが良いと思います。
1.月経量が増えてきた
2.生理痛がひどい
3.妊娠しない
不妊治療の専門ドクターの中には「これくらいの筋腫だったら妊娠には問題ないから、不妊治療を先にしましょう」とおっしゃるかたもおられるようです。
ただ、不妊治療の専門家と筋腫を手術するドクターは専門が違うので、手術担当のドクターの場合との見解が違うこともあります。
実際のところ、その筋腫が不妊にどのくらい影響するかは、できている場所や個数、大きさなどでドクターの判断が分かれるところでもあります。
30代後半で、不妊治療をしていて、しかも筋腫がある患者さんの場合、なるべく早く妊娠したいというあせりもあるでしょう。
しかし、妊娠反応は出たけれど、筋腫のせいで流産したのでは結局遠回りになってしまうかもしれないのです。最終的に出産まで至るためには、どこかで筋腫の手術は必要になるかもしれません。
もし、手術をすすめられたことがあるなら、手術の予約をしておいて、それまでの間に採卵だけを続けるというのもひとつのやり方だと思います。
手術をためらっておられる患者さんのために、手術についても簡単にご説明しておきましょう。
妊娠のための筋腫手術の場合は、2番か3番のタイプの筋腫ですから、ほとんどの場合は子宮鏡による手術になります。(2番の場合は腹腔鏡を使った手術になることもあります)
子宮鏡ですと、膣のほうから手術器具を入れて筋腫を取りますので、お腹に傷はつきません。入院も3日から5日くらいですみます。
もちろん、子宮はきれいに残ります。
手術の1ヶ月くらい前からスプレキュアなどの点鼻薬を使って生理を止めてから手術することが一般的です。
患者さんの中には「筋腫を取ると半年も採卵できない」と勘違いしておられるかたもいらっしゃるのですが、そんなにはかかりません。筋腫を治したいドクターとしては、生理を止めておけばおくほど筋腫が小さくなるので、「治療のためには半年くらい生理を止めると良い」とおっしゃるのだと思います。
不妊治療に戻れるまで、せいぜい2~3ヶ月のロスで済みますから、不妊治療で3周期以上成果が出ていないかたは手術を考えてみることをおすすめします。
手術はたいてい大学病院で行うことになるので、不妊治療をしている病院で紹介状を書いてもらうか、かかりつけの婦人科で紹介してもらうのが良いでしょう。
大きな病院だと、いろいろなところから患者さんが紹介されてくるので、手術まで数ヶ月待ちということも珍しくありません。早めに手術の予約をしておいて、その間に採卵スケジュールを組んだほうが現実的だというのはそのためです。
また、子宮筋腫は子宮内膜症や子宮腺筋症を合併しやすいので、悪化しないように管理することが大事です。
子宮内膜症や子宮腺筋症と不妊との関係については、また別の機会にお話しますね。
これを読んでくださっているみなさんに、一日も早くかわいい赤ちゃんが授かりますように!!

セミナーにご参加いただいたかたがたのアンケートから

みなさんこんにちは。Jです。
気温差が大きい毎日ですが、ご体調には気を付けてくださいね。
さて、さっそく今回は、先日開催した「いつかは赤ちゃん!!セミナー」にご参加いただいたかたがたの声をお届けいたします。
当日の参加者は全部で8名。うち、ご夫婦でのご参加が2組でした。
お越しくださったみなさん、ありがとうございました。
5.19 いつ赤セミナー風景
さて、アンケートにお書きいただいた感想をご紹介させていただきます。
「(妊娠しやすい体にするための)ストレッチを実践しながら教えてもらえてよかった」(34歳女性)
「妊娠に関する知識が深まってよかった」(39歳男性)
「夫婦二人組でストレッチができるのが良かった」(36歳女性)
「話のテンポがちょうどよく、理解しながら進んでいけました」(39歳男性)
「日々の運動不足、日常生活の不規則さを改めて考えさせられるセミナーでした。鍼についての知識がなく、少し怖いと思っていましたが、(デモンストレーションを見て)受けてみたいと思いました」(38歳女性)
主催した私達にとって嬉しい声も届きました。
「今回は夫婦で参加をしました。日ごろ、主人に自分が説明しても分かってもらえない感じがしていましたが、今日のセミナーを通じて理解してもらえた気がしています」
そうなんです!
男性にとって分かりやすい妊娠セミナーというのが、当初からの隠れたテーマなのです。
画像を見てお分かりのとおり、一緒に主催したYは男性。
男性でありながら不妊治療のスペシャリストであり、不妊カウンセラーでもあるYは、男性の立場を代表しての発言が多いのです。男性が主体的に不妊治療にかかわっていくにはどうすれば良いかということに常に心を砕いています。
ですから、男性にとっても分かりやすい妊娠セミナーであるという感想は、最大の賛辞であります。
ありがとうございます!!
毎回スタッフへの意見もお書きいただいているのですが、毎回同じ感想が混じっているので、手前味噌ながらご紹介いたします。
「教え方がとても丁寧で分かりやすかったです」(38歳女性)
「話し方が優しいので良かった」(29歳女性)
おそらくは、話し方が優しいとは、Yのことを指しているのだと思います。男性のわりに優しいしゃべり方なのですよ。
鍼灸師というと、鍼を振り回す怖い人というイメージがあるのか、前回のセミナーでも「思ったより優しい人でホッとした」という意見をいただいたことがあります(笑)
わたしら、優しいと思うんだけどなあ。
ちなみに、このセミナーは毎回「いと治療院」との合同開催なのですが、今回は庄子先生は都合により欠席。ハプラス鍼灸院の二人で開催しました。
スタッフが一人少ないぶん、バタバタしてしまったのは申し訳なかったと思っています。
一方、改善を望む声も聞かれました。
「パネルの図がもうちょっと大きいほうが良かったです」(36歳女性)
「パネルが反射して見えにくかったので、プロジェクターがあれば良かったと思いました」(34歳女性)
プロジェクター。
確かに必要かもしれません。
次回までに間に合うかどうかわかりませんが、今後の課題とさせていただきます。
次回は7月に開催予定です。
場所はまだ未定ですが、決まり次第お知らせいたします。
今回ご参加いただけなかったかたも、次回はぜひご検討くださいね!!

不妊治療を支える、裏方たちの情熱

みなさんこんにちは! ようやく春らしくなったと思えば、夏日になったり・・・
穏やかな気候にほど遠いですので、ご体調には気を付けてくださいね。
さて、先日、コメディカルの方たちと情報交換会をやりました。
コメディカルとは、医師を支える医療関係者という意味ですが、私達鍼灸師も不妊カウンセラーのよしみでそこに入れていただいたわけです。
集まった方たちは、主にエンブリオロジスト(胚培養士)さんと、不妊専門クリニックの看護師さんなどでした。
不妊治療を長くやっている患者さんでも、培養士さんの役割をあまり強く認識していないかたもおられるかもしれません。
逆に、培養士さんが患者さんと積極的にコミュニケーションをとるシステムができている病院もあります。
どんな病院のシステムであっても、彼らの力なしには高度生殖医療(ART)は成立しないのです。
培養士さんたちはいろいろな苦労をしながら、何とか1つでも多くの卵を、少しでもグレードの良い状態で受精・培養させようと頑張っています。
別のクリニックではどんなやり方をしているのかなど、お互いに情報を交換している様子を見ていて、本当に頭が下がりました。
少しでもスキルアップしていこうという熱意が素晴らしい。
全員かどうかはわかりませんが、少なくとも私が存じ上げている培養士さん達は、総じて勉強家です。
これだけ多くのカップルがARTに頼る日本ですから、当然、培養士さんたちは毎日多くの卵と格闘していることでしょう。
その培養士さんたちが異口同音におっしゃるのが「もう少し早く不妊治療を初めてくだされば、もう少しグレードの良い卵が取れただろうに」ということ。
どんなに培養技術が進んでも、卵の年齢を下げることはできない。
やっと採卵できた卵を、何とか受精させて培養できた、移植まで辿り着けた・・・でも、この卵だと妊娠する確率は低いだろうなあ、と思うこともあるのだそうです。
もちろん「え?あの卵で妊娠反応が出たの?!」ということも案外あるらしくて、「こればかりは移植してみないと分からない」というのが正直なところだともおっしゃっていました。
こういうたゆまぬ努力のおかげで、ARTで赤ちゃんを授かるカップルも増えているのですね。
私は、どなたでもARTをおすすめしているわけではありません。できれば自然妊娠が良いに決まっています。
ただ、自然妊娠を待っているにはタイムリミットが迫っているかたには、やはり何らかの助けがあったほうが良い場合もあるのです。
ARTで命を授かる赤ちゃんたちは、培養士さん、看護婦さん、ドクターなど、たくさんのかたの「元気に育っておくれ!」という願いを受けながら生まれてくるわけです。
生まれながらに多くの愛を一身に受けるというのは、なかなか悪くないと思うのです。
私達鍼灸師も、微力ながら、その一翼を担っていきたいと思っています。

男たちよ!不妊治療に参加せよ!

みなさんこんにちは。Jです。
とうとうGWも終わってしまいましたね。
祝日のない6月を乗り越えて、楽しい夏休みまでがんばりましょうね。
さて、うちの治療院では、5月19日「いつかは赤ちゃん!」セミナーに向けて準備中なのですが、ご夫婦での参加がまだまだ少ないのを残念に思っています。
セミナー詳細はこちら↓ http://haplus89.blog.fc2.com/blog-entry-39.html
自然妊娠と同じく、不妊治療も男性の協力なしには成立しません。
それは、単に精子が必要というだけではなく、男性の精神的な支えなしには、女性は妊娠できないのです。

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次回セミナーは、ここが違う

みなさんこんにちは、Jです。
今日は、5月19日(日)に開催する『いつかは赤ちゃん!!』セミナーについて少々詳しくお話ししようと思います。
今回で3回目の開催になるのですが、毎回内容を大きく変えてきました。
今回、一番大きく変えたのは、妊娠について学ぶ範囲を拡充したという点です。
私達は、不妊治療を専門にしている鍼灸師として、不妊治療で苦労なさる患者さんのつらさを日々感じています。
だからこそ、若いうちに妊娠に対する正しい知識を持ってもらい、いつかは不妊治療が必要ない社会をつくりたいと思い、このセミナーを始めたのです。
そのため、前回までは自然妊娠のしくみを詳しくお話してきました。
ところが、すでに不妊治療をしている方々にとっては、それだけでは当然足りない部分があるのです。
そこで今回は、自然妊娠のしくみに加えて、人工授精、体外受精、顕微授精、卵子提供のお話まで内容を広げることにしたのです。
つまり、うちの鍼灸院ではそこまでケアができる、ケアをした実績があるということでもあります。
ベビー待ちの方々にとって、どこまで治療をするかというのは、大きな決断だと思います。
ご夫婦の考え方によっても、お体の状況によっても判断は違って当たり前だと思います。
自然妊娠に越したことはない。
でも、時間との闘いになってきた場合、どこまで治療するか。
「ステップアップ」と呼びますが、それまでの段階から次の階段を登るかどうか、悩まれることもあるでしょう。
私達は今回のセミナーで、「ここまで治療は確立しています」というお話をするつもりです。
「できる」ことの範囲を知っておけば、「できるけど、私はやらない」「私は、できる限りのことをしたい」などとご自身で判断できると思うのです。
私達不妊カウンセラーは、患者さんがどんな判断をしても、その決断を尊重します。
ただ、階段を登るかどうか迷ったときに、治療法の正しい知識(メリット・デメリット)をお伝えするのも仕事のうちなのです。
不妊治療は、赤ちゃんを自分から迎えにいく治療です。
心静かに手を合わせて赤ちゃんを待つのも待ち方の1つ。
伸ばせるだけ両手を差し出して、赤ちゃんを抱きとめにいくのも1つの迎え方です。
そして、どこまで手を伸ばすかは、夫婦の決断なのです。
妊娠についてもっと知りたいというかたは、ぜひ5月19日(日)のセミナーにいらしてください。
お待ちしております。
詳しくはこちら→
http://ameblo.jp/itsuakasemi/entry-11510403552.html

いのちを巡るエピソード

みなさんこんにちは。Jです。
なんだかはっきりしないお天気が続いていますね。
いったん暖かくなった後での寒さはこたえますので、みなさんご体調の管理には十分お気を付けください。
さて、今日はうちの治療院で最近起こった、いのちを巡るエピソードをお話しします。
定期的にお越しになっている、一人の患者さんが「ここ2週間ほど胸の筋肉痛が治らない」とおっしゃいます。
「コーラスの教室で、手拍子を打ちながらリズムをとって歌ったのが悪かったみたい」と胸に湿布を貼っておられます。
「毎日通っている整骨院では、肉離れみたいなものじゃないかと言われているのだけれど、ちっとも良くならないの」
「お風呂に入ると苦しくなるし、5分くらい歩くと息苦しくなるのよね」
うかがっていて、あれ?変だなと感じました。
どういう時に苦しくなって、どういう時は痛くないかを詳しくうかがうと、どうも筋肉痛ではない。
最近人間ドッグを受けたけれど、心臓は問題なかったとおっしゃる。
でも、気になって結果を見せてもらうと、「T波平低」と書いてありました。
「それは労作時狭心症かもしれませんよ。もし、あと1週間その症状が続くようなら、お医者さんに行ってください。そのときに『労作時狭心症かも』というのと『T波平低』という2つのキーワードを必ず言ってくださいね」
と念を押しました。
途中経過ははしょりますが、結果的にそのかたは狭心症の診断を受け、来月手術なさることになりました。
筋肉痛だと信じて処置を続けていたら、いきなり心筋梗塞の発作で命が危なかったかもしれません。
いわばこれは、「救った命」というところでしょうか。
いっぽうで、来週出産なさる妊婦さんの治療院”卒業”もありました。
安産祈願のお守りを差し上げながら、胸がいっぱいになりました。
なにしろ、持病を抱えながらの妊娠でしたので、悪化させないように、お腹の赤ちゃんも元気に育ってくれるように、細心の注意を払いながらの受胎~妊娠管理でした。
私にとっては、ようやくここまでこぎつけたという安堵感とともに患者さんを送り出す、最高の瞬間でした。
幸い、何のトラブルもない妊娠生活でしたので、きっとご出産もうまくいくことでしょう。
これはいわば「育まれる命」です。
ただ、残念なケースもありました。
せっかく心拍もとれて、週数どおりの成長をしていた赤ちゃんでしたが、流産なさったかたがおられたのです。
不育症の治療面で悔やまれる部分もあるのですが、このご経験は、ご本人やご家族にとってとても大きな出来事だったに違いありません。「いろいろなことを考えさせられる経験だった」とおっしゃっておられました。
短い期間だけ天からお腹に降りてくる赤ちゃんは、大きな使命を持っていると言います。
パパやママに気づいてほしいことを、教えにきてくれるのだそうです。
これはいわば「とても短い命」・・・
助かるいのち、
産まれるいのち、
空に戻っていくいのち・・・
どれも大事ないのちです。
ご自分のいのちは、この世で1つしかありません。
そして、産んでもらったいのちです。自分のものではありません。
大事にしましょうね。
なにより、いのちを産めるのは女性だけです。
女性が女性であることを誇れる日本であってほしいと心から願っています。
どうか、これを読んでくださったみなさんに、かわいい赤ちゃんが授かりますように!!

第3回 いつかは赤ちゃん!!セミナー 開催予告

みなさんこんにちは!Jです。
今日は、またセミナーの告知をさせてください。
今度のセミナーは、前回の内容から一歩踏み込んだ内容になっています。
一層充実したセミナーにすべく、いろいろと工夫を凝らしました。
今までいらっしゃれなかったかたも、今回ぜひご参加くださいね!
不妊カウンセラー&専門鍼灸師が教える 第3回 いつかは赤ちゃん!!セミナー ~開催予告~ 「いまはまだ考えられないけど、いつか赤ちゃんほしいな」
「もう赤ちゃんがほしいと思っているけど、なかなか授からない」
「ずっとほしくて不妊治療もしているのに、結果が出ない」
「いつかは」のひとも、「いますぐ」のひとにも役立つセミナーです。
病院、クリニックでは聞けない情報がいっぱいです!
一般のかた向けに初めて開いた第2回は、たくさんのかたにご参加いただき、
おかげ様で好評をいただきました。
ありがとうございました。
今回は前回のアンケートを参考に、
もっとシンプルに分かりやすく、もっと楽しく、
もっと充実した内容へとチューンナップしています。
カップルでも、お友達同士でも、お一人でもお気軽にご参加ください。
1・妊娠のしくみを学ぼう
~自然妊娠・人工授精・体外受精・顕微授精・卵子提供~
2・あなたは産めるカラダですか?
~セルフチェックと妊娠体質になるための工夫~
3・鍼灸診断のデモンストレーション
4・とっても簡単!お灸のやり方、ツボの押し方
5・女性力・妊娠力を高める運動法 ~ファータイルストレッチ~
(当日、内容変更の場合があります。)
開催日時: 5月19日(日)<13:30開場>14:00~16:00
料金:    無料 参加資格: どなたでもご参加いただけます。動きやすい服装でお越しください。
申し込み:
 haplus@haplus89.com までメールにてお申込みください。
定員:   10名 事前予約制 主催:   ハプラス鍼灸院 いと鍼灸治療院
お問合せ: haplus@haplus89.com までお問い合わせください。
会場:   花木登久子バレエ研究所
       〒221-0834 神奈川県横浜市神奈川区台町7-10
※会場をお借りするバレエ研究所と、今回のセミナーは一切関係ありません。
バレエ研究所へのお問い合わせはご迷惑になりますのでご遠慮ください
会場地図